天然酵母を使用 パン屋が話題に 洞爺湖町にオープン

手間を惜しまずパンづくりに情熱を注ぐ横井裕介さん

【洞爺湖】自家製の天然酵母を使ったパン屋「tane-lab toya(タネラボ トウヤ)」が本町152にオープンし、パン好きの話題になっている。

町の豊かな自然に魅せられ、昨年11月に札幌市から移住した横井裕介さん(45)が5日から営む。自身の経験は浅いが、パンづくり教室講師だった妻と手掛ける商品は一般的なイースト菌は使わず、天然酵母で生地を膨らませる。「とても手間はかかるが、その分、冷たくなってもおいしいパンができあがる」と横井さんは自信をみせる。

生ハムとまろやかなクリームチーズを、カリッとしたフランスパン生地に挟んだ「バゲットサンド」、きなこを練り込んだサクサクとした食感が人気の「きなこメロンパン」など約30種類が並び、ほとんど午前中で売り切れる。「食べたら元気になるパンをつくりたい」と横井さんはさらなる精進を口にする。

9時開店で売り切れたら閉店する。月、木曜日は定休。(山中悠介)

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