保育所側が再発防止策 芽室の園児誤嚥 給食配膳見直し
2021/10/30【芽室】町内の認可保育所「めむろかしわ保育園」で6月、当時1歳だった男児(2)が給食のパンを誤嚥(ごえん)して一時心肺停止になった重大事故について、運営する社会福祉法人「十勝立正福祉事業会」が再発防止策を独自にまとめた。給食の配膳(はいぜん)方法などを見直す。
3歳未満の子どもに対する給食はこれまでメニューごとに順次配膳したのを見直し、トレーに給食を全部載せてから配膳し、保育士が見守る中で食事を始める方式にする。誤嚥や窒息に関する新たなマニュアルも作成して職員間で共有するなどしたという。[広告]
同法人によると、再発防止策は職員で話し合った。詳細は明らかにしていない。竹島敏治理事長は「結果として事故を発生させ迅速、適切な手当てをできず重篤な結果を招いてしまった。法人には重大な責任があると痛感している」とし、退任した。
一方、町は有識者による検証委員会を設置し、8月に最初の会議を開催。来年2月ごろに報告書をまとめる予定だ。道は事故後に特別指導監査を行い、9月末に法人側に改善点などを通知した。11月中旬までに再発防止に向けた改善策を法人側から提出させる。(小坂真希)最新の記事
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