子育て世代の支援 手厚く 新十津川町 包括支援センター開設

子どもたちを遊ばせつつ、子育てへの悩みや疑問に答える岡田センター長(右端)

子どもたちを遊ばせつつ、子育てへの悩みや疑問に答える岡田センター長(右端)

【新十津川】町は今月、妊娠から出産、育児に関する相談に対応する「町子育て世代包括支援センター」を町総合健康福祉センターゆめりあに開設した。常駐する保健師5人と栄養士2人、センター長の8人で相談に乗る。

対象は妊産婦、18歳未満の子どもとその保護者。出産準備や子どもの成長の不安など多岐にわたる相談に応じ、医療機関や町のサービスを紹介するなどして適切な支援につなげる。相談しやすいよう専用の個室2部屋などを備える。

4日に夫、0~4歳の子ども3人と同センターを訪れた町内の農家仲西康恵さん(39)は離乳食などについて相談した。室内には幼児が遊べるおもちゃもあり、仲西さんは「明るい雰囲気で専門の方もおり、相談しやすい」と笑顔を見せた。

岡田理恵センター長は「気軽に利用してほしい」と話す。利用は平日午前8時45分~午後5時半。予約や問い合わせは町保健福祉課健康推進グループ(電)0125・72・2000へ。(藤原那奈)

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