• キッチンカー料理 お店でもおいしい 江別・志田さん夫妻 持ち帰り専門で開業

    燻製サバサンド(右)とレモネード(奥中央)。燻製スパイスカリー(1200円)や燻製手羽先も好評だ
    【江別】市内新栄台の志田明史さん(32)、真里さん(31)夫妻は「燻製(くんせい)サバサンド」などを提供するキッチンカーを昨年から始め、今春には「燻製と檸檬Bitters(ビターズ)」(東野幌本町38の9)を出店した。店舗も持ち帰りに絞ったため、コロナ禍でも人気は衰えない。2人は「店とキッチンカー、両方で料理を楽しんで」と話す。

    「燻製サバサンド」人気

    「サバサンド一つ。レモネードもね」「予約の者ですが…」。店舗前の駐車場には車が止まり、ひっきりなしに人が店を出入りする。

    メインは、薫製して骨を抜いたサバやほぐした手羽先を、野菜と一緒にコッペパンなどで挟んだサンド(サバ650円、手羽先700円)。果肉たっぷりで酸味控えめのレモネード(350円)も、パンに合う。

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    キッチンカーは一昨年10月に美唄市の業者に約200万円で注文。昨年5月の大型連休でのお披露目を目指していたが、コロナ禍で開始は連休後になった。

    SNSでも評判が広まる一方、イベントが減り、予定していた出店もキャンセルが相次いだ。それでも江別市や札幌市、空知管内長沼町など近郊を熱心に回り、客にアピールした。

    次第に常連ができ「次はいつ? 店ならいつでも行けるのに」との声を耳にした。SNSでの応援の書き込みが、店舗へ向け背中を押した。白樺通り沿いの元事務所を改装し、5月に開店した。持ち帰りのため広さは必要なく、空きスペースは貸し出している。

    店の前に立つ(左から)志田明史さん、一華ちゃん、真里さん

    調理師の明史さんは後志管内余市町、管理栄養士の真里さんは名寄市生まれ。病院食に力を入れる札幌の病院で8年前に出会った。働きながら「将来は独立したい」と語り合った。2人はその後結婚し、長女一華(いちか)ちゃん(4)が誕生。3年前に江別に転居した。

    明史さんは今もキッチンカーで回る。「店は夢だった。でも10年がかりの夢と思っていた」と2人はほほ笑み、顔を見合わせた。

    店舗の営業時間は午前10時~午後5時。毎週火曜と隔週水曜が定休。問い合わせは同店(電)011-375-9892へ。(鈴木雅人)

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