妊産婦などに給付金５万円　洞爺湖町、コロナで経済支援

【洞爺湖】町は10月から、新型コロナウイルス関連の経済支援として、妊産婦などの対象者1人につき原則5万円を支給する特別給付金制度を開始した。

対象は4月1日から2022年3月31日までに母子健康手帳の交付を受けた人など。町によると、新型コロナの感染が続く中、妊産婦が働き口を失い、町外へ転出した例もあった。担当者は「町内でも安心して出産、子育てができるようにしたい」と支援策の狙いを話した。

新型コロナ感染対策での、妊産婦への給付金支給は登別市などで例がある。（山中悠介）