• 仏伝統菓子カヌレ アレルギー対応で 酪農大生が開発

    開発したアレルギー対応の「カヌレ」を手にする石田このさん

    【江別】食物アレルギーに対応するため、酪農学園大食と健康学類3年の石田このさん(20)が、牛乳・卵・小麦の三大アレルゲンと動物性原料を使わないフランスの伝統焼き菓子「カヌレ」を開発した。絹豆腐や米粉を使用し、外はカリッと、中はもっちりした食感に仕上げた。石田さんは「食べる幸せを多くの人に届けたい」と話す。

    アルバイト先の居酒屋で家族連れが誕生日会をしていた時、アレルギーを持つ女の子だけが家族と別のケーキを食べていた。それを見て「みんなが同じものを食べられたらいいのに」と三大アレルゲンを含まない菓子作りを思い立った。

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    石田さんの三つ下の弟も卵アレルギーで、以前からアレルギー対応の食品には興味があったという。ただ、アレルギー対応の食品はおいしくないという印象もあり、「イメージを払拭(ふっしょく)したい」との思いもあった。

    今年6月から各店のカヌレを研究し、独特の食感が出る焦げ目の付かないギリギリの温度を探った。市内のピザ店「エベッツァ」の協力を得てレシピを完成させ、「コヌレ」と名付けた。動物性食品を摂取しないビーガンにも対応する。

    19日に札幌市北区で開かれたイベントで初めて販売。用意した23個は約30分で売り切れた。現在、インターネットでの販売なども計画中だ。(土門寛治)

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