廃材活用 遊具で遊ぼう 木の城しんせつが無料公園 滝川

丸太や縄の上を歩くアスレチック遊具などが並ぶ「木の城ドリームパーク」。11日のプレオープンには40人ほどが訪れたという

丸太や縄の上を歩くアスレチック遊具などが並ぶ「木の城ドリームパーク」。11日のプレオープンには40人ほどが訪れたという

【滝川】市内泉町の建築業「木の城しんせつ」は13日、敷地内に無料公園「木の城ドリームパーク」をオープンした。地域の子どもたちに喜んでほしいと、廃材を利用した大型遊具などを設置している。

同社は2008年3月に経営破綻した住宅メーカー木の城たいせつ(栗山町)の元社員らで、同年4月に設立。同社の敷地約2万2千平方メートル内に11年、幼児向け公園を開設している。ドリームパークは今年5月に着手、8月末に完成した。幼児向け公園と合わせて面積は約7600平方メートル。

ドリームパークには高さ約5.5メートルの木造「ちびっ子天守閣」や漁船を活用した「わんぱく丸」など約10種類の遊具を設置、ウサギ約20羽と触れあえる「ラビットファーム」もある。入場には無人の受け付けで名前や住所を記入する。三浦清司社長は「子どもが集まると活気が出て地域が元気になる。たくさん遊んでほしい」と話す。

敷地内には油絵など約200点の美術品や骨董(こっとう)品を展示する「暮らしの文化館」などもある。利用はいずれも無料で、午前9時~午後5時。公園は冬季休園するため、今年の開園は10月末までを予定している。来年のオープンは4月上旬を見込む。問い合わせは同社(電)0120・235・096へ。(藤原那奈)

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