道産あんこ、味わい多彩　小豆の魅力PR　札幌10店でフェア

札幌市内のカフェやパン店など計10店で、道産小豆からつくるあんこを使ったスイーツやパンを販売するフェアが20日、始まった。

農協などでつくる北海道農産基金協会（札幌）の主催。新型コロナ禍で、あんこを使った温泉まんじゅうなど土産品の需要が減少する中、道産小豆の消費を喚起しようと初めて企画した。

各店は、まんじゅうやドーナツ、パンなど1、2点をそれぞれ創作。中央区の「抹茶CAFE＆SWEETS RIQ（リキュー）」では、粒あんを使ったクレープとソフトクリームの商品を扱っている。同店主任の沢里はすみさん（25）は「あんこの食感の良さをあらためて感じてほしい」と話している。10月31日まで。

問い合わせは実行委員会（電）011-231-1713へ。（菊池圭祐）