#29|お盆の慰労会 野菜楽しむバーベキュー
2021/08/27「井澤綾華の働くママごはん」
空知管内栗山町で料理研究家として活躍する井澤綾華さんが、食をテーマにつづるコラム。北海道新聞朝刊「くらし(子育て)面」で毎月第4金曜日に連載中です。暑くて雨のない7月は人にも植物にも大きなダメージを与えていきました。今月は適度な雨もあって一安心。いよいよタマネギの収穫と選別、出荷が本格的に始まりました。
井澤家は毎年お盆に親戚が集まり、車庫でにぎやかにバーベキューを楽しむのが恒例行事です。今回は私お気に入りのバーベキューメニューを紹介します。
農家のバーベキューもメインは肉や海鮮ですが、なんと言っても野菜メニューが盛りだくさん。とうもろこしは皮ごと蒸し焼き、新じゃがやニンニクはホイル焼きが定番です。
火が落ち着いたころにはおなかもちょうど良く満たされており、ここからじっくり野菜を焼く時間に移ります。私のお薦めは焼きナス! ナスを丸ごと遠火で10分ほど、たまにひっくり返しながら、皮がうっすら焦げるくらい焼きます。ナスがやわらかくなったら、お好みで皮をむいて塩でいただきます。
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バーベキューは油っぽいものが多く、飽きてしまいがち。前もって浅漬けを作っておくと、箸休めに喜ばれます。
子どもが大好きな焼きマシュマロはデザートの定番ですが、甘いものが好きな人はぜひ、冷凍のクリーム入り大判焼きを焼いてみてください。農家仲間に教えてもらったのですが、表面をあぶり、中心が冷たいまま食べる熱さと冷たさのハーモニーがたまりません!
ずっと座っていたい大人と違い、子どもたちはすぐバーベキューに飽きてしまうので、そばに「特設会場」を設け、テントを張り、ボールや自転車で遊べるようにしています。大人が交代で遊び相手を務めて腹ごなしをしつつ、約半日、一族のだんらんを楽しむのです。
PROFILE
井澤綾華(いざわ・あやか)
管理栄養士。天使大(札幌)を卒業後、2016年に空知管内栗山町地域おこし協力隊員に。17年、町内で農家を営む孝宏さんと結婚、18年に長女乃々華ちゃんが誕生。19年に育児休業から仕事復帰した。フェイスブックで野菜のレシピなどを発信中。札幌市出身。
https://www.facebook.com/izawa.aaa
https://www.instagram.com/izawa_ayaka/最新の記事
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