「北竜」「奈井江」「うりゅう」「マオイ」４道の駅にベビーコーナー　札幌開建が新設　24時間利用可能

札幌開発建設部は空知管内の四つの道の駅に、24時間利用可能なベビーコーナーを新設した。サンフラワー北竜、ハウスヤルビ奈井江、田園の里うりゅう、マオイの丘公園の４駅。授乳やおむつ交換で利用できる。

子育て世代が出かけやすい環境をつくろうと国土交通省は2018年、国整備の全国の道の駅に授乳室などの子育て応援施設を設置する方針を決定。管内にある12の道の駅のうち7駅が対象で、今回の4駅は昨年度にベビーコーナーの整備に着手した。3月に完成し、4月に供用を始めた。

いずれも1畳ほどの個室で、1組ずつ利用する。人目を気にせず、車内より広い空間で授乳できる。椅子二つがあり、くっつけることでおむつの交換台として使用可能という。今後、残りの三笠、スタープラザ芦別、ライスランドふかがわの3駅でも整備する方針。

また昨年度は、7駅に妊婦向けの屋根付き優先駐車スペース1～3台分も整備した。担当者は「赤ちゃんがいるとオムツ替えなどが可能な施設があるかどうかで走行ルートを選ぶと思うので、整備により選択肢が増えれば」と話している。（石橋治佳）