感染と熱中症予防両立を 2メートル以上離れたらマスク外してOK
2021/07/20新型コロナウイルスの流行が続く中で2度目の夏を迎え、厚生労働省や専門家は、感染防止と熱中症予防の両立を改めて呼び掛けている。
同省によると、マスクは感染予防に有効だが、着けると心拍数や呼吸数、体感温度が上昇するなど体に負担がかかることがある。特に高温多湿の環境でマスクを着けると、熱中症のリスクが高くなるため、屋外で人との距離が2メートル以上離れている場合はマスクは外した方が良い。
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北海道科学大の秋原志穂教授(感染症看護学)は「暑くて息苦しい場合は我慢せずにマスクを外してほしい。周囲に人がいても、誰かと会話をしなければコロナ感染のリスクとなる飛沫(ひまつ)は飛ばない」と説明する。
熱中症対策としてエアコンは有効だが、一般的なエアコンは空気を循環させるだけなので、感染症対策としては室内の換気が必要だ。エアコンの電源を切って窓を開放すると一気に室温が上昇するため、電源を切らずに換気すると良い。
秋原教授は「熱中症になると即座に命に関わる危険性が高い。まずはリスクを回避してほしい」と話し、こまめな水分補給など基本的な対策を促している。(田鍋里奈)
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