手作りの味 笑顔広がる 主婦らが子ども食堂開設

地域住民でにぎわう子ども食堂(岩崎勝撮影)

地域住民でにぎわう子ども食堂(岩崎勝撮影)

子ども食堂「Akemiごはん」(楠田明美代表)が2日、北見北光幼稚園東棟(旧園舎、川沿町)にオープンし、地域の子どもたちや住民でにぎわった。

困窮家庭などの食を支え、地域の高齢者を含めた多世代交流の場にする目的で、市内の主婦ら7人が今年に入り、準備を進めてきた。

この日のメニューは、あんかけをかけたカレイの唐揚げ、キュウリの酢の物、白菜とキノコのみそ汁、白米など8品目で、30食を用意。食材は市民の提供などでまかなった。利用したパート従業員の氏家夏巳さん(40)は「毎日の仕事や食事作りで忙しい中、手の込んだ食事を食べることができてよかった」、娘の綾香さん(北光小5年)は「今度は友達を誘って来たい」と話した。

楠田さんは「食べた人の笑顔が見られて満足。気兼ねなく来てもらいたい」と呼び掛ける。

開設は毎月第1、3金曜日の午後5~7時。料金は、小学生以下が100円、保護者と中高生、65歳以上が200円、一般300円。箸の持参を求めている。(朝生樹)

この記事に関連するタグ

Ranking

  • すべて
  • ニュース
2024
3/29
FRI

Area

北海道外

その他