• #24|野菜の保管 手間と時間かけ大切に

    「井澤綾華の働くママごはん」
    空知管内栗山町で料理研究家として活躍する井澤綾華さんが、食をテーマにつづるコラム。北海道新聞朝刊「くらし(子育て)面」で毎月第4金曜日に連載中です。


    暖かさを感じる日も多くなり、わが家のビニールハウスで栽培しているお花もポツポツと咲いてきました。子どもたちは三度の飯よりおやつよりも土遊びが大好き! 冬でもハウスの中には土が山程あるので通年で土遊びが可能です。黙々と遊ぶ表情は真剣そのものです。

    スーパーには本州産の春の新玉ネギが並ぶようになりました。井澤農園では、昨年秋に収穫し、保管している在庫がいくらかあります。玉ネギは0度に近いほど、“休眠”して長持ちし、少し凍ってもその日の温度変化によって、じんわり解凍されると元に戻ることが多いのです。寒くなりすぎないよう、冬の間は毛布を掛け、夜中は暖房をつけます。春が近づくと、芽を出そうとするので今度は大型の冷蔵庫へ移します。そして4月下旬、花の直売所(井澤農園)のオープンに合わせて販売します。

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    打って変わってサツマイモは寒さが大敵。12度以下の状態が続くと腐敗してしまいます。11月から4月ごろまで販売しているサツマイモは、寒さに当たらないように専用の保管庫で温度と湿度を調節し、大切に保管しています。

    野菜は、収穫後すぐに食べる「鮮度が命」のものだけではありません。さまざまな野菜を育てていると、誰かが手間と時間をかけて保管しているからこそ、おいしく長く食べられる野菜もとても多いのだと実感しています。今日も無駄なく食べ、敬意を払いたいと思います。

     PROFILE

    井澤綾華(いざわ・あやか)
    管理栄養士。天使大(札幌)を卒業後、2016年に空知管内栗山町地域おこし協力隊員に。17年、町内で農家を営む孝宏さんと結婚、18年に長女乃々華ちゃんが誕生。19年に育児休業から仕事復帰した。フェイスブックで野菜のレシピなどを発信中。札幌市出身。
    https://www.facebook.com/izawa.aaa
    https://www.instagram.com/izawa_ayaka/

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