「花ロード」隣にスタバ 恵庭初、年内にも出店

道と川の駅「花ロードえにわ」の隣接地にできる建物のイメージ図(アルファコート提供)

【恵庭】市は24日、道と川の駅「花ロードえにわ」に隣接する多目的交流物産館「旧農産物直売所・花野菜(かのな)」(南島松)跡地の施設建設、運営について、公募の結果、大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」(東京)など3社を最優秀提案者に決めたと公表した。順調に進めば、年内に市内初のスターバックスが開店する。

最優秀提案者に選ばれたのは、ほかに不動産業「アルファコート」(札幌)とコンサルタント業「KITABA」(同)。3社は共同で、旧花野菜を解体後に木造平屋約280平方メートルの建物を建て、スターバックスと恵庭市内のおむすび店「ゑびす」が入居する案を提案していた。

市は4月中に事業計画を認定し、3社と基本協定を結ぶ見通し。着工は今年夏、開店はスターバックスが年内、ゑびすは2022年3月の予定。スターバックスはドライブスルーコーナーも設ける。

市花と緑・観光課の小路弘樹課長は、「(エリア内に花ロードえにわや旧花野菜がある)花の拠点『はなふる』のさらなるにぎわいを期待し、認定に向けた協議を進めていきたい」と話す。

旧花野菜は、木造平屋建てで農産物の直売所として2007年にオープン。花野菜の移転新築に伴い19年11月に閉鎖された。市は建て替えを前提に、民間資金を活用して都市公園を整備・管理する「パークPFI」で事業者を公募。3社のグループのほかに1社が応募し、外部有識者らでつくる選定委員会が審査していた。

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