• 生理用品 無料で配布 コロナ禍、困窮学生ら支援 函館の雑貨店「ミナミナ」

    生理用品無料コーナーを前に「私自身も、今回を機に生理用品がこんなに進化していることを知ってびっくりした」と話す佐々木さん

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で生理用品を十分に買えない「生理の貧困」が、若者を中心に広がっている。「函館でも困っている人がいるのでは」と有志が立ち上がり、集まった生理用品の無料配布を湯川町3の雑貨店「MinaMina(ミナミナ)」で始めた。

    きっかけはツイッターだった。同店店主の佐々木絵美さん(36)や育児に関する活動をしている「マミノワ」代表の高橋麻実さん(37)は、コロナ禍で経済的に困窮する学生が増え、生理用品が買えなくなるなど日常生活に支障が出ている人が2割ほどいるニュースを目にした。「函館でもサポートを」と呼びかけると、ツイッター上などで賛同者が増えていった。

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    店舗を持つ佐々木さんの元には続々と生理用品や寄付が集まり、6日から店内に生理用品無料コーナーを開設。1袋には20個以上の生理用品が入っている。さまざまな種類がそろう。また、同店トイレにも生理用品と持ち帰り用の袋を用意している。

    佐々木さんによると、生理用品や寄付を寄せてくれた賛同者は、生理の重い人や婦人科系の病気で悩んでいる人、経済的な理由で生理用品を買えなかった経験がある人など、さまざまだという。「関心の高い人たちが協力してくれている」と佐々木さん。「店内では、買い物をしなくてもよく、生理用品は声をかけずにコーナーから持って行って大丈夫。学生だけでなく、シングルマザーで子供が多い人、父子家庭で親に相談できない人など、困っていれば誰でも利用してほしい」と話す。

    同店は月、水、土、日曜の午後1時半~同5時。休みの場合があるため事前に問い合わせを。生理用品の寄贈や購入資金の寄付は随時可能で、ホームページ(https://minamina.base.shop/)でも千円から受け付けている。問い合わせは同店(電)0138-76-9562へ。メール(mina.mina.h.h.0915@gmail.com)でも可能。(堺麻那)

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