パトカー雪像　園児楽しい！　広尾署が保育園で制作

【広尾】広尾署は、町内のひろお保育園（道尚子園長、園児141人）駐車場にパトカーの雪像を制作した。

保育園付近は園児の送迎などで車の通りが多いことから、園児や保護者、付近の住民らに交通安全への意識を高めてもらおうと、同署が初めて取り組んだ。

7日から若手署員が中心となり、高さ1.5メートル、幅2メートル、長さ4メートルのパトカーを制作した。保育園の年長クラスの子どもたちが「こうつうあんぜん」の文字に色を塗った紙の入ったアイスキャンドルも設置した。

雪像は10日に完成。雪像前に集まった園児に対し、同署員が「道路に飛び出さないように約束してください」と呼び掛けると、園児らは大きな声で返事をして交通安全を誓った。頼田光ちゃん（6）は雪像を前に「パトカーに似ててすごいと思った」と話していた。（金谷育生）