• 「3密」避け楽しめる冬のアウトドア 空知管内スキー場 利用好調

    利用が好調な北長沼スキー場。週末はリフト乗り場に長い列ができることも

    家族客など1~2割増

    空知管内のスキー場の利用が好調だ。新型コロナウイルス下にもかかわらず、岩見沢や長沼などでは例年より1~2割ほど利用が伸びている。「3密」を避け家族で楽しめる冬のアウトドアとして見直されていることに加え、夕張のマウントレースイスキー場が閉鎖し、利用客が流れたことも背景にあるようだ。

    昨シーズンより5日早い昨年12月20日にオープンした北長沼スキー場(長沼)。1月末までのリフト輸送人数は、前年同期比約3万6千人増の約27万6千人と好調で「過去5年で最多だった42万人(2016、17年)を、今季は軽く超えそうだ」(指定管理者の長沼観光開発)という。

    利用が伸びている背景は「財布に優しい」ファミリーゲレンデとしての面が大きい。リフト1日券は大人1800円、子供900円。同スキー場の安居忍所長は「家族4人で1日滑って食事をしても1万円で十分おつりが来る。札幌方面からの家族連れも目立ち、ファミリーゲレンデとして見直されていると感じる」と話す。

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    他の地域からも

    昨季より2週間ほど早い昨年12月10日にオープンしたそっち岳スキー場(新十津川)では、1月末までに延べ約15万人がリフトを利用した。町教委によると昨季より1割ほど増えており、担当者は「傾斜が緩く、例年同様ファミリー客の利用が多い」とする。

    北海道グリーンランドホワイトパーク(岩見沢)では、例年千人前後のインバウンド(訪日外国人客)の利用があるが、今季はゼロ。それでも、運営する空知リゾートシティの鈴木正幸事業部長は「売り上げベースでは例年とほぼ変わらない見通し」。地元に加え、恵庭や千歳などからの利用も多く、「マウントレースイの利用客が流れてきている」とみている。

    萩の山市民スキー場(岩見沢)も好調だ。運営するニュージャパンの山田辰弘社長は「利用者は例年より2割ほど増えている」と話す。休日を中心に家族連れが多く、平日は市内外の小中高の授業、自衛隊の訓練利用も少なくない。山田社長は「スキーが『3密』を避けられるアウトドアとして、積極的に楽しむ人が多いようだ」と話す。

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    食堂売り上げ減

    ただ、ロッジの食堂や売店の売り上げは「例年より1割ほど減った」。混雑する昼時を避けるため、授業を午前中で切り上げる学校などがあり、利用減が響いているという。
     
    ロッジでは座席数を大幅に減らすなどの感染対策を施しているものの、同スキー場を利用した岩見沢市内の男性(67)は「感染リスクを考慮し、食事や着替えでのロッジ利用はなるべく避けている」と話していた。(土屋孝浩、渡辺拓也)

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