甘さたっぷりイチゴ狩り 当別の農園で始まる
【当別】国道337号沿いに開園したイチゴ農園「to berry farm」(トゥベリーファーム)で、初のイチゴ狩りが始まった。昨年3月の開業と同時に始める予定だったが、新型コロナウイルスの感染防止のため延期していた。
農園は「北欧の風 道の駅とうべつ」横に農業法人「かもけいアグリ」が開業。親会社の「加茂川啓明電機」が開発した環境制御システムを導入し、日射量や肥料を自動管理している。
イチゴは甘みの強い品種の「よつぼし」。腰の高さほどのプランターにイチゴが鈴なりになっている。イチゴ狩りは7日に始まり、来場者が摘んだイチゴをパックに詰める「詰め放題」形式を取る。9日に家族で訪れた町内の公務員、小笠原直樹さん(31)は「ほとんどの実が真っ赤できれい。外出の機会が少ない中、楽しい経験になった」と話した。
イチゴ狩りは秋まで受け入れる予定。新型コロナ感染防止のため予約制で、1組10分程度。持ち帰り限定で1パック1620円。問い合わせは同園(電)0133・27・7715へ。(水野可菜)
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