新型コロナ 障害児に休校ストレス 変化に敏感、不安強くパニック
2020/06/22新型コロナウイルスの感染拡大で、道内の学校は約3カ月にわたって休校した。6月に再開したが、特別支援教育を受ける障害のある児童生徒の中には、長期休校による心身への影響があった子もいる。障害のある子は特に環境の変化に敏感で、生活リズムの乱れだけでなく、自傷やパニックなどを起こすケースがある。親や特別支援教育の関係者は「再び感染が広がり、休校によりまた環境が変わったら」と不安を隠せない。保護者の負担増 ケア急務
「休校の理由や、その状況が理解できないか、見通しが持てないため、物をたたいたり自傷したりすることもあった」。そう話すのは、札幌市内の特別支援学校に通う知的障害のある中学2年の長男がいる女性。学校に行けない状況が長期間続き、「初めてのことでどうしていいか困った。外出自粛のため近所の公園に行くこともほぼできなかった」という。学校が再開してからは少し精神的に落ち着いたものの、「『コロナが怖い』と外出は嫌がる。いつ元通りになるのか…」
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