• 七夕 「ろうそくもらい」自粛を 函館の教員ら、感染防止へ呼び掛け

    中島廉売の店舗でお菓子などをもらう子どもたち=2018年7月7日

    七夕に子どもが民家や商店を回って歌を歌い、お菓子などをもらう行事「ろうそくもらい」について、函館市立小学校の教諭らでつくる団体は27日、児童に自粛を指導するよう市内の各小学校に文書で要請した。近年は学校や町会が企画しており、新型コロナウイルスの感染拡大につながりかねないと指摘。一方で、地域行事の中止を残念がる声も出ている。

    文書を出したのは、市立小学校43校と道教大付属函館小に勤務する教員でつくる団体「函館市小学校生活指導研究協議会」。同協議会の松浦宏会長(大船小校長)は「函館の伝統文化の一つだが、感染防止を最優先に考えた」と、自粛の呼びかけを決めた。

    [広告]

    市立南本通小(永井貴之校長)は既に自粛を決定した。今夏は児童と住民の接触を避けて、児童が作った短冊を訪問せずに町会を通じて住民に届ける。

    ろうそくもらいは、子どもたちが「ろうそく1本ちょうだいな」などと歌いながら地域を回る行事。中島廉売には毎年、地元の多くの小学生らが訪れるといい、スナック菓子150個を毎年用意するという「きのみや果物店」の佐藤勝大代表(76)は「地域が活気づく特別な日。コロナの影響で長年の風習が楽しめないのは残念です」と話していた。(和田樹)

    最新の記事

    【From 北海道新聞】

    Read More

    おすすめの関連記事

消費税の価格表記について

記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。