札幌の幼稚園は大半休園　預かり保育は９割受け入れ

札幌市私立幼稚園連合会は17日、札幌市内の私立の幼稚園と認定こども園を対象とした、新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する調査結果を公表した。回答のあった幼稚園76園中73園が休園し、認定こども園も約７割が幼稚園部分を休園にしていた。

調査は13～15日、同連合会加盟の市内の私立幼稚園90園と認定こども園66園を対象にメールでアンケートを実施。8割に当たる126園から回答を得た。

認定こども園は幼稚園と保育園の機能を併せ持ち、回答した50園のうち34園が幼稚園部分を休園にしていた一方、保育園部分については大半が休園していなかった。一方、預かり保育については、実施、もしくはやむを得ない場合のみ受け入れが9割だった。

幼稚園などの休園期間は、札幌市立学校の休校と同期間の14日～5月6日が8割以上を占めた。（高木緑）