• 校舎に静けさ、再び 札幌市内公立小中高、休校始まる 児童会館の自習は間隔空け

    札幌市北区の麻生児童会館で間隔を空けて学習する子どもたち=14日午前9時30分(金田翔撮影)
    札幌市内での新型コロナウイルスの感染拡大に伴う道と札幌市の緊急共同宣言を受け、札幌市立学校や近郊の道立学校などで再休校が14日、始まった。札幌市内の小中学校は、普段なら児童生徒でにぎわうはずの登校時間になっても静まりかえったまま。一方、朝から開館した市内の児童会館では、子どもたちが感染予防をした上で自習などに取り組んだ。

    子どもの姿がなく、閑散とした札幌市豊平区の市立あやめ野中では、教職員が通常と同じ時間に出勤。今後は今週から本格的に始まるはずだった新学年の授業について、5月7日の再開後の進め方などを話し合う打ち合わせが続々と予定されているという。

    同校では、1週間ごとに家庭学習の課題をホームページにアップする予定だ。福島祥郎校長は「再開後に生徒が安心して通えるよう、消毒などできる準備をしっかり行いたい」と話した。

    生徒の姿がなく静まりかえった札幌市立あやめ野中=14日午前9時45分、札幌市豊平区

    休校に伴い、札幌市内の児童会館と学校併設のミニ児童会館は、共働き家庭などが子どもを預けられるよう、登録した児童のみ利用できる「放課後児童クラブ」の運営時間を変更して対応する。札幌市北区の麻生児童会館にはこの日、開館時間の午前8時45分から、児童約20人が保護者に送られて来館した。

    川添晶館長は子どもたちに手洗いの徹底や、友人と距離をとって過ごすことなどを指導。子どもたちは座る位置の間隔を空けて勉強したり、体育館で運動したりした。市立和光小4年の女児(9)は「せっかく学校が始まったのに1週間しか行けなかったのは残念。早くまた再開してほしい」。子ども1人を預けた50代母親は「市内で感染者が増えているので休校してよかった。児童会館は学校よりも少人数なので心配はあまりない」と話した。

    取材・文/鹿内朗代、高木緑(北海道新聞記者)

    最新の記事

    【From 北海道新聞】

    Read More

    おすすめの関連記事

消費税の価格表記について

記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。