• 食事や遊び、家庭で工夫 読者に聞いた休校3週間の過ごし方

    トイレットペーパーの芯で簡単に作れる「手作りボウリング」(安岡桂子さん提供)
    新型コロナウイルスの感染防止のため、道内の小中高校や特別支援学校などが臨時休校となって3週間が経過した。北海道新聞くらし報道部が、子どもたちの休校時の過ごし方について聞いたところ、家庭でのさまざまな過ごし方がメールやファクス、SNSなどに寄せられた。一部を紹介する。

    独自の時間割で生活リズム

    札幌市東区の教員安岡桂子さん(48)は、自宅で過ごす小学3年と5年の息子たちが退屈しないよう々の生活に、ちょっとした遊びを取り入れている。特に子どもが喜んだのは「外食ごっこ」。お持ち帰りできる飲食店のメニューをインターネットで見ながら、「ご注文は?」と店員になりきってリクエストを聞き、店に注文。商品を取って来て、「お待たせしました」とテーブルに並べ、家族で楽しんだという。

    簡単に作れる「手作りボウリング」もお薦めだ。好きなキャラクターの絵をトイレットペーパーの芯に張り、ボウリングのピンに。おやつをかけて勝負したといい、安岡さんは「ちょっとした体験や遊びを盛り込むと、家族みんなで盛り上がれる」と話す。

    未就学児2人を育てる苫小牧市の主婦(33)も「外で焼き芋をしたり、車の中や、家の中に敷物を引いてお昼を食べたり。普段やらないことをやってみたら、子どもは喜んでくれた」という。他にも、友達と会えない分、動画を送り合ったり、テレビ電話で交流を楽しむという家庭もあった。

    子どもの運動不足を心配して「近所の公園や散歩に行く」とした保護者は多く、小学生が2人いる札幌市の派遣社員の女性(42)も「ゴム跳び遊びや、テレビゲームでスポーツの疑似体験ができるソフトを導入するなど家の中でもできる運動系の遊びを取り入れた」という。

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    勉強の遅れへの懸念は強く、「ネットで無料のプリント教材を印刷して取り組む」(小中高生がいる釧路市の男性=49歳、公務員)、「ドリルを買った」(小学生2人がいる札幌市の女性=46歳、パート・アルバイト)といった家庭も。

    生活リズムを崩さないよう「時間割を独自に作り、学校と同じタイムスケジュールで動いている」(未就学児と小学生がいる札幌市の女性=40歳、自営業・フリーランス)、「学校がある日と同じ起床・就寝時間にし、子どものストレスにならないようにしている」(小学生2人がいる北広島市の女性=42歳、パート・アルバイト)といった工夫もあった。

    取材・文/根岸寛子(北海道新聞記者)

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