#11|膨らむ楽しみ みんなで作る会 構想中
2020/02/28「働くママごはん」#11
空知管内栗山町で料理研究家として活躍する井澤綾華さんが、食育への思いをつづります。毎日3食6人分の食事を用意する大変さはあまり感じませんが、献立を考えるストレスは台所番の共通の悩みではないでしょうか。たまにお店のメニューや雑誌のレシピを見たり食べたりしてみて、自分のレパートリーを増やすように心がけています。スーパーのお総菜やレトルト、冷凍食品の各コーナーも参考になりますね。
子どもがいても、時にはすてきな店でおいしいご飯を存分に楽しみたいし、プロのお総菜も味わいたい。井澤農園は、「農家の息子」(札幌)という総菜店グループに野菜を卸しています。毎回、配達には行けませんが、札幌に出るついでに野菜を持っていくときは、自宅で食べるお総菜も購入。自分で作ることが多いので、他人が作ったものはとてもおいしく感じます。
飲食店でママ会や女子会をするのもいいけれど、参加者がみんなで料理をしたり、持ち寄りしてもいい息抜きになります。少しお金を払って公共施設を会場として使ってもいいですよ。
準備や後片付けの負担が誰かに偏ることもないし、外食よりも安価で済みます。もう少し子どもたちが大きくなったら、手作りが好きな人たちと一緒にトマトソースや手前みそを仕込む会、ジャムを一度に何種類も作る会などを開催したいと妄想中です。やりたいことがたくさんあるので、今は構想を熟成させています。あれこれ考えている今が一番ワクワクしているかもしれないですね。
写真提供/井澤綾華さん
PROFILE
井澤綾華(いざわ・あやか)
管理栄養士。天使大(札幌)を卒業後、2016年に空知管内栗山町地域おこし協力隊員に。17年、町内で農家を営む孝宏さんと結婚、18年に長女乃々華ちゃんが誕生。19年に育児休業から仕事復帰した。フェイスブックで野菜のレシピなどを発信中。札幌市出身。
https://www.facebook.com/izawa.aaa
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