5年ぶり チンパンジー赤ちゃん 釧路市動物園
2020/02/118日に生まれたチンパンジーの赤ちゃん(釧路市動物園提供) 釧路市動物園は10日、チンパンジーのリリー(雌、28歳)が8日に雌の赤ちゃんを出産したと発表した。同園のチンパンジー誕生は2015年以来5年ぶりで、飼育頭数は6頭になる。
赤ちゃんは10日現在、体長30センチ、体重1750グラム。母子ともに寝室で元気に過ごしており、リリーが赤ちゃんを連れて室内飼育場に出てくるようになれば見ることができるという。
赤ちゃんの所有権は生後6カ月の時点で、父親の「ゆみのすけ」(雄、推定50歳以上)の所有権を持つ秋田市大森山動物園と協議して決める。釧路市動物園は「子育てが順調に進むよう、万全な態勢で見守りたい」としている。
同園ではリリーが15年に、ゆみのすけとの間にゆづる(雄、4歳)を出産している。(熊谷知喜)
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