#8|使える道具たち 調理の幅広がり時短に
2019/11/22「働くママごはん」
空知管内栗山町で料理研究家として活躍する井澤綾華さんが、食育への思いをつづるコラム。毎月第4金曜日に、北海道新聞朝刊「子育て面」で連載中です。新しい調理器具は、積極的に試す方です。道具を上手に使えば時短になるだけでなく、素材の味を生かせたり、レパートリーが増えたり、出来栄えも良くなります。一つ数千円する器具でも、時短と便利さを加味すればお買い得だと思います。
さまざまなメーカーが出している「千切り道具」は、一家に1個用意することをおすすめします。ニンジンしりしり器と呼ばれているものもありますが、ニンジンだけでなく、ジャガイモやゴボウなど、ある程度硬さがある野菜ならば簡単に千切りにすることができます。野菜はサラダのほか、きんぴら、炒め物、酢の物などに使えますよ。ジャガイモはフライドポテトにすると新食感が楽しめます。
ダイソーのふた付きミニおろし器は、少量の野菜をすりおろすときに重宝します。手のひらサイズのおろし器なので収納場所も選ばないですし、何より山わさびを食べるときに大活躍!
適量すりおろすのにちょうどよく、すってから食べる直前までタッパーでふたをしておけば、風味と刺激が長持ちします。
今話題にもなっている「低温調理器」も大活躍。おいしいだけでなく、90歳を過ぎた義祖父でも、やわらかい肉が食べられ、よく焼いたときよりも消化に良いというメリットがあります。干し野菜やドライフルーツを気軽に作れるフードドライヤーもおすすめです。
調理器具は一度買うと壊れるまで使いがちですが、道具は日々進歩しています。台所の雰囲気を変えたい時や、新しい料理に挑戦する時などに心機一転で買い替えするのもアリですよ。
写真提供/井澤綾華さん
PROFILE
井澤綾華(いざわ・あやか)
管理栄養士。天使大(札幌)を卒業後、2016年に空知管内栗山町地域おこし協力隊員に。17年、町内で農家を営む孝宏さんと結婚、18年に長女乃々華ちゃんが誕生。19年に育児休業から仕事復帰した。フェイスブックで野菜のレシピなどを発信中。札幌市出身。
https://www.facebook.com/izawa.aaa
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