「子ども一時預かり」札幌市の3サービス 一括登録 全区に拡大

札幌市は1日から、これまで別々の場所で事前登録が必要だった三つの子ども一時預かりサービスの登録を、各区保健センター内の「こそだてインフォメーション」で一括して行えるようにした。市内3区で試行的に実施しており、全区に拡大する。

対象となる一時預かりサービスは、《1》保育園の送迎など日常的に預かる「さっぽろ子育てサポートセンター事業」《2》病気や急な出張など緊急時の「こども緊急サポートネットワーク事業」《3》病気の回復期の子どもを預かる「病後児デイサービス事業」―の三つ。

3事業は運営主体が異なるため、利用希望者は各事務局や施設に行き、説明を聞いたり面談を受けたりした上で、個別に登録しなければならなかった。昨年10月から試行的に北、東、白石3区で一括して登録を受け付けたところ、「便利になった」との声を受け、全区に拡充することとした。

利用できるのは、小学6年以下の子どもを持つ市民。事前に3事業の説明を聞く必要があり、説明会を平日午前11時と午後2時に毎日行う。予約は不要。問い合わせは各区のこそだてインフォメーションへ。(高木緑)

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