ペンギン10羽のびのび サンピアザ水族館「広場」を改装

リニューアルオープンした水槽で来館者に元気な姿を見せるペンギンたち

リニューアルオープンした水槽で来館者に元気な姿を見せるペンギンたち

札幌市厚別区のサンピアザ水族館が1日、「ペンギン広場」を改装オープンした。広くなった水槽でペンギンたちがのびのびと泳ぎ、来場者を楽しませている。

ケープペンギン10羽を展示。従来いた1羽に加え、道外から9羽を移送した。隣接する別の展示スペースの仕切りを外し、展示スペースが約2倍に、来館者の観察スペースも広くなり、ペンギンが水中を泳ぎ回る様子が見やすくなった。岩に似せた発泡スチロールを置き、ケープペンギンの生息地の南アフリカの海岸の様子を再現した。

水槽内にはカメラを設置し、映像が水槽横の壁に投映される。同館の福田利幸館長は「将来的には繁殖させ、巣穴を撮ってひなの様子を見せたい」という。

ペンギンたちは普段は陸地のゾーンで休んでいるが、たまに水中に潜ってみせる。北広島市から訪れた西の里小4年の浅野七乃葉(なのは)さん(10)は「水槽が広くて見やすい。ペンギンに近くに来てほしい」と話していた。(宮本夕梨華)

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