• 大型哺乳類などの化石展示 北広島で小中生制作 レプリカも

    石こうで作った化石のレプリカに色付けする子どもたち

    【北広島】市エコミュージアムセンター知新の駅(広葉町)は7月31日から、企画展「北広島の『古』生物展~私たちの博物館」を開いている。主に1970~80年代に市内で発見された大型哺乳類などの化石を展示する。開催に向け、市内の小中学生が会場に飾る化石のレプリカを手作りした。

    会場には、市内で採取された化石約50種を展示する。市内はかつて海だったこともあり、クジラやカイギュウ、マンモス、ナウマンゾウなど陸海のさまざまな哺乳類化石が見つかっている。貝類も140種以上発見されている。

    今回の企画展は、化石を通じて地域への愛着を深めてもらうのに加え、学芸員の仕事に興味を持ってもらうのが狙い。このため子どもたちにも展示物の製作や展示作業に携わってもらうことにした。

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    7月24日に同センターで開かれた貝化石のレプリカ作りには市内の小中学生13人が参加。子どもたちは、畠誠学芸員の説明を聞きながら、ホタテやシジミなどの化石から取ったシリコン型に、石こうを入れたり、色を塗ったりして展示物を作った。

    参加した大曲小5年の宇高頼斗君(10)は「化石と言えば恐竜だと思っていたけれど、さまざまな種類が北広島から見つかっていると分かった」と話した。

    参加者は、展示室に自分たちが作った化石のレプリカを並べたり、紹介パネルを取り付けたりして展示作業も体験した。

    畠学芸員は「化石をきっかけとして、地域に魅力を感じてもらえたらうれしい」と話している。企画展は10月10日まで。(後藤耕作)

    (2022年7月28日 北海道新聞朝刊掲載記事)

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