世界の昆虫、10万点集結 23日から北海道博物館で特別展

北海道博物館で行われた特別展「世界の昆虫」の開会式

北海道博物館の特別展「世界の昆虫」が23日に始まるのに先立ち札幌市厚別区の同館で22日、開会式と特別観覧が行われた。石森秀三館長や北海道新聞社の宮口宏夫社長らがテープカットし参加者約30人は10万点を超える昆虫標本や体長約3メートルのクワガタの模型に見入った。

北海道博物館、北海道文化放送、北海道新聞社などでつくる実行委の主催。美しい光沢で「歩く宝石」といわれる北海道の固有種オオルリオサムシなどの標本を展示する。オオスズメバチなどの大型模型を飾る「巨大昆虫の森」コーナーや、ヘラクレスオオカブトなど生きた昆虫を展示する関連イベントもある。開会式で道の小玉俊宏副知事は「生物多様性を守る大切さを楽しんで学んでほしい」、北海道文化放送の鶴井亨社長は「大型模型や10万点超の標本は圧巻」と述べた。

9月25日まで。9月19日を除く月曜日と9月20日休館。一般1500円、小中学生700円。未就学児無料(保護者の同伴が必要)。(中村康利)

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