中札内にファミサポ 9月から 子育ての孤立防ぐ

ファミリーサポートセンターの会員を募集する神田さん(左)ら

【中札内】村は9月から、住民同士をつないで子育てを支援する「ファミリーサポートセンター事業」を始める。育児の手助けを必要とする人と、援助したい人とを結ぶ仕組み。村では子育て世帯の移住も多く、頼れる親族などが近くにいないために孤立してしまうことを防ぐ狙いがある。

子どもの一時預かりや保育園への送迎、家事援助などの利用を想定。中学生以下の子どもがいて、子育て支援を求める「依頼会員」と、援助する「援助会員」をそれぞれ募り、サポートセンター事務局のアドバイザーが両者を仲介する。利用料は30分当たり500円で、村が半額助成する。

アドバイザーに就くのは、村在住の神田美紗さん(45)。小学生2人の子育て中の実体験をもとに、多くの人の参加を呼びかける。

援助会員は7月19、28日のいずれかで緊急救命などの講習を受ける。依頼会員と兼ねることもできる。申し込みは7月15日まで。問い合わせは福祉課、電話0155・67・2321へ。(高橋澄恵)

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