七夕ワクワク 「ろうそくもらい」へGO! 子どもたち商店など巡る 函館

菓子が配られる目印の七夕飾りを見つけ、駆け出す子どもたち=7日午後5時、函館市松陰町(小葉松隆撮影)

七夕の7日夕、函館市内の子どもたちが、民家や商店を回って菓子をもらう「ろうそくもらい」を楽しんだ。昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染対策のため自粛が呼びかけられており、自由に活動できるのは3年ぶり。夕方の商店街に「ろうそく1本ちょうだいな」と、子どもたちの明るい歌声が響いた。

中島町の中島廉売では午後4時ごろから、浴衣を着た子どもたちが続々と姿を見せ、ササや七夕飾りが店先に付けられた理髪店や八百屋を訪問。店主らに「さあ、歌ってごらん」と声を掛けられ、元気に歌を披露し、ジュースや駄菓子をもらった。

函館市立大森浜小3年の戸沢星那(せな)君(9)は「学校でもお友達と『七夕だね』と話していた。とっても楽しみだった」とにっこり。母親の羽衣(うい)さん(41)も「息子は友達と歌を練習していた。コロナ禍で楽しいことが少なかったので、うれしいですね」と話した。

同廉売に衣料品店を構える青木善一さん(73)はゼリーを配り、「本当にめんこいもんだね」と目を細めていた。(鹿内朗代)

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