日本最北のスタバオープン　北見の桑原グループ、新施設　最先端技術の発信拠点に

北見市の電気設備業などを手掛ける桑原グループ運営の新施設「KIT FRONT（キットフロント）」が4日、同市柏陽町にオープンした。市が情報通信技術（ICT）関連企業の集積地帯と位置づける北見ハイテクパーク内で、ドローンや3Dプリンターなど最先端技術の発信拠点となる。テナントとして入る日本最北の「スターバックスコーヒー 北見KIT FRONT店」も早速大学生らでにぎわった。

北見工大前の立地に由来して名付けられた新施設は、鉄骨造り2階建て延べ床面積850平方メートル。約40台の駐車場を備える。桑原電工、桑原電装、桑原冷熱の3社が販売する3Dプリンター、ドローン、産業用ロボットの3事業を施設に集約。ドローンなどを展示し、1次産業などの効率化を進める拠点とする。「スタバ」のほか、テナントとして一般社団法人ロコ・ソラーレなど4企業・団体も入居する。