• 赤ちゃんすくすく 登別・ニクスでゼニガタアザラシ誕生

    母親と鼻先を寄せ合うゼニガタアザラシの赤ちゃん(右)

    【登別】登別マリンパークニクス(登別東町)で飼育されているゼニガタアザラシ「マロン」が5月29日、来園者が見守る中、雄の赤ちゃんを出産した。現在22歳で出産は3回目。今後、2頭が寄り添う愛らしい姿が客を楽しませそうだ。

    出産時刻は同日午前10時51分。ゼニガタアザラシは通常、出産前日ぐらいに食欲が落ちるというが、マロンは同日朝も食欲があり、この日の出産は飼育員も想定外。マロンは出産10分前に突然水槽から陸に上がり、体を小刻みに震わせるなど兆候を示し始めた。

    ちょうどアシカショーを見終えた外国人観光客が、飼育されている展示水槽「リングプール」を通りかかり、出産の様子を固唾(かたず)をのんで見守った。マロンが無事子を産みを終えると、2頭を刺激しないよう静かな歓声が上がったという。

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    赤ちゃんの体重は30日現在で約18キロ。母親のそばにぴったりと体を寄せ、甘えたように「オー」と鳴いたり、鼻先を寄せ合い「キス」したりと愛らしい姿を見せている。前回2015年にマロンが産んだクルン(雄)も5月29日生まれで、同館飼育課の早川巧飼育員は「同じ誕生日になったのは奇跡」と驚く。

    まだマロンの警戒心が強く、展示水槽の周りをポールで囲っているため、2頭の様子を間近で見ることはできないが、早川飼育員は「数日後にはポールも撤去する。今後は赤ちゃんの名前を募集することも検討したい」と話している。(池田静哉)

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