海辺のごみ みんなで拾おう 釧路の園児発案 野外保育で実施
釧路市の認定こども園釧路白樺幼稚園(横田三香園長、園児数27人)の園児たちが、野外保育のフィールドとする川や海でごみ拾いを始めた。園児の発案による取り組みで、子どもたちが環境問題に目を向けるきっかけにしたい考えだ。
同園は2020年4月から、自然の中で遊び、自主性や創造性を身につける「森のようちえん」としての活動を開始。釧路・根室管内で唯一、NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟(東京)に加盟し、釧路町森林公園や釧路市の春採公園などをフィールドに週3回の野外保育を行っている。
森林公園の川を歩く活動の中で園児たちが「ごみを拾いたい」と言ったことをきっかけに、5月からごみを集め、幼稚園に持ち帰るようになった。14日は釧路市益浦の岩見浜海岸で保育を行い、田中はんなちゃん(4)は「ここにもごみがあるよ」と先生と一緒にペットボトルを拾って歩いた。
久納里香教頭は「集めたごみを分別したり、おもちゃに再利用するなどしながら、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を考えるきっかけにしたい」と話す。(伊藤美穂)
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