海辺のごみ みんなで拾おう 釧路の園児発案 野外保育で実施
2022/07/01岩見浜でペットボトルなどごみを拾って歩く釧路白樺幼稚園の園児 釧路市の認定こども園釧路白樺幼稚園(横田三香園長、園児数27人)の園児たちが、野外保育のフィールドとする川や海でごみ拾いを始めた。園児の発案による取り組みで、子どもたちが環境問題に目を向けるきっかけにしたい考えだ。
同園は2020年4月から、自然の中で遊び、自主性や創造性を身につける「森のようちえん」としての活動を開始。釧路・根室管内で唯一、NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟(東京)に加盟し、釧路町森林公園や釧路市の春採公園などをフィールドに週3回の野外保育を行っている。
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森林公園の川を歩く活動の中で園児たちが「ごみを拾いたい」と言ったことをきっかけに、5月からごみを集め、幼稚園に持ち帰るようになった。14日は釧路市益浦の岩見浜海岸で保育を行い、田中はんなちゃん(4)は「ここにもごみがあるよ」と先生と一緒にペットボトルを拾って歩いた。
久納里香教頭は「集めたごみを分別したり、おもちゃに再利用するなどしながら、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を考えるきっかけにしたい」と話す。(伊藤美穂)
(2022年6月24日 北海道新聞夕刊掲載記事)
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