もぎたてイチゴ甘いね ニセコの多田農園で収穫体験スタート

園内にあったイチゴの帽子を被り、赤く色づいた実を探す子どもたち

【ニセコ】後志管内でイチゴの収穫が本格化する中、町内の多田農園(ニセコ135)で今季もイチゴ狩り体験が始まった。最初の土日となった25、26日は町内外から約190人の家族連れらが訪れ、真っ赤に実った果実を摘み取った。

開園20年目を迎えた同農園は今季、雨よけハウス4棟(計約10アール)で生食用「けんたろう」を栽培。6月上旬まで続いた低温で若干生育が遅れ、昨季より3日遅い開園となったが、多田勉代表(58)は「甘みが強く、例年並みに良い出来」と話す。

6日は開園直後から、観光客らが赤く熟した実を探して楽しんだ。家族3人で訪れた札幌市の中学2年平畑舞子さん(13)は「甘くておいしい。おなかいっぱいになるまで食べる」とつややかな実を頰張った。

収穫体験は7月中旬ごろまでの予定で、午前9時半~午後5時(受け付けは午後4時まで)。食べ放題は中学生以上1500円など。問い合わせは同農園(電)090・8444・0967へ。(加藤遥花)

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