詩梨ちゃん衰弱死3年 若年妊娠に届かぬ支援 特定妊婦認定に差
2022/06/05札幌市内で2019年6月に当時2歳の池田詩梨(ことり)ちゃんが衰弱死した事件を教訓に、育児に困難を抱える恐れがあると市町村が認定する「特定妊婦」が、道内で増えていることが分かった。札幌市の認定数が道内全体の8割近くを占め、地域によって認定状況にばらつきもある。若年妊娠をしても行政への相談をためらう人は多く、認定は“氷山の一角”とみられる。孤立に苦しむ若い女性の声からは、まだ支援が行き届いていない実態が浮かぶ。
親による虐待から逃れるために家出し、男性宅を転々とする札幌市内の20代女性は昨年、妊娠したことが分かった。男性からは暴力も受けた。「なんで私こうなるの」。未受診のまま出産間近に病院に駆け込み、病院が区役所に連絡した。
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