液体ミルクを自販機で販売 1日オープン、道の駅浜頓別

来月1日にオープンする宗谷管内浜頓別町の道の駅「北オホーツクはまとんべつ」に、おむつや乳児用液体ミルクを扱う国内でも珍しい自動販売機が設置される。24時間利用でき、おむつ交換や授乳用のスペースも併設。国土交通省は全国の道の駅で子育て支援策を進めており、こうした自販機は道内初となる。

開発局と同町、北海道コカ・コーラボトリングが共同で設置し、紙パックの液体ミルク(125ミリリットル)とおむつ、お尻ふきを販売する。開発局は「災害時の安心にもつながれば」とし、今後、他の道の駅にも広げたい考えだ。

液体ミルクは常温で長期保存でき、哺乳瓶に移すだけで飲める。胆振東部地震で支援物資として被災地に届けられたが、販売の解禁直後だったため、理解が広がらず大半が使われなかった。浜頓別には、3月に販売を始めた江崎グリコが商品を納める。(権藤泉)

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