木球プール、木の家登場 札幌の道森林管理局庁舎、ホール改装

木球プールや木の家がある「木育コーナー」

北海道森林管理局は、札幌市中央区の庁舎(宮の森3の7)1階にあるウッディホールを2年がかりで改装し、市民が気軽に立ち寄って北海道の木について学べるよう、展示内容を充実させた。子どもが楽しめるスペースも設け、子連れでの利用を呼び掛けている。

ホールの広さは約330平方メートル。タッチパネルのモニターコーナーでは難易度別のクイズに挑戦でき、森を管理する森林官の仕事を紹介した動画を視聴できる。木育コーナーでは、道産木材を使った球に全身で触れ合える「木球プール」や、ままごとをして遊べる木の家がある。木に関する絵本や図鑑が約50冊並ぶ図書コーナーも設けた。

12日からは同局作成の冊子「北海道の木のえほん」のパネル展を開いており、A1判の大型パネルでトドマツやミズナラなど道内の代表的な木を紹介している。企画課の平田美紗子係長は「楽しみながら木の魅力を感じてほしい」と話す。開館は平日午前9時~午後4時。パネル展は26日まで。(内山岳志)

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