「距離あれば屋外マスク不要」 幼児の親は歓迎、専門家は警鐘
2022/05/12松野博一官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルス感染対策のマスク着用について「人との距離が十分取れれば、屋外での着用は必ずしも必要ではない」との認識を示した。夏に向け熱中症の危険性が高まることを踏まえた見解で、道内の幼い子を持つ親は「熱中症の心配もあり暑い季節を迎えるにはマスクがない方がいい」と歓迎。一方、新規感染者数が高止まりする中で気の緩みにつながらないか懸念する声も上がり、専門家は「近距離で会話する場合は屋外でも必要」と、状況に応じた対策を続けるよう呼びかける。
「熱中症防げる」「会話時は着用を」
松野氏は、屋外でも2メートル程度の距離を取れずに会話する場合は「マスクを着用する必要がある」としつつ、さらなる緩和の可否などについて「専門家の科学的意見も伺い検討したい」と述べた。厚生労働省の新型コロナ専門家組織の脇田隆字座長も同日の会見で「距離を取って会話もないような場合は(屋外で)マスクをする必要はない」との認識を示した。
最新の記事
【From 北海道新聞】
-
2022/05/24
フェムテック用品知って 女性特有の悩み、技術でサポート 来月3、4日函館でイベント
-
2022/05/24
園舎改修し学童保育の枠拡大 苫小牧・百合愛会「コロナ禍で働く親支えたい」
-
2022/05/23
グランピング+別荘楽しんで 倶知安のホテル 優雅な雰囲気、夏の集客狙う
Read More
おすすめの関連記事
-
Ranking
人気記事ランキング
Recommended
編集部のおすすめ
消費税の価格表記について
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。
Pick Up