旭川・旭山動物園「えぞひぐま館」オープン 人とヒグマ、共生考える場に
2022/05/03旭川市旭山動物園の夏季営業が4月29日に始まり、来園者の注目をひときわ集めているのが「えぞひぐま館」だ。9年ぶりに誕生した大型展示施設で、ヒグマが成育する北海道の自然環境を再現した放飼場(ほうしじょう)には、雌グマ「とんこ」(推定23歳、体長165センチ、体重140キロ)が1頭で暮らす。とんこは母グマが駆除されて同園に引き取られた経緯があり、市街地でヒグマの出没が相次ぐ中、人間との共生を改めて考える施設として期待されている。
川や池、自然環境再現 冬眠穴の実物大の模型も
えぞひぐま館の屋外放飼場で、ゆったりと歩くとんこ。その姿を眺める来園者の前には、焦げ茶色のガードレールがあり、そばには「動物注意」と書かれた黄色い標識が立つ。
同園は、道路を歩いている人間がヒグマと遭遇した場面をイメージして設計。坂東元(げん)園長は…
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