旧国鉄手宮線跡をトロッコで 小樽でイベント

旧幌内鉄道全線開通140年を記念したヘッドマークの付いたトロッコに乗り、笑顔を見せる参加者=4月30日

【小樽】小樽市色内の旧国鉄手宮線跡地で、レール上をトロッコで走る恒例の「レールカーニバルinおたる」が開かれている。今年は手宮線(小樽市手宮―南小樽間)を含む旧幌内鉄道(手宮―三笠市幌内間)の全線開通140年に当たり、トロッコに記念のヘッドマークを装着した。親子連れら参加者が春風を受けながら楽しんだ。

実行委員会とNPO法人北海道鉄道文化保存会(小樽)の主催で、4月30日に開始。参加者は保線用に使われていたトロッコのペダルをこぎ、往復約900メートルの線路を走った。初日に家族4人で乗った札幌市北区の会社員角張(かくばり)真史さん(41)は「家族で良い思い出をつくれた」と笑顔を見せた。

2日は休み。3~5日は午前10時~午後4時(最終受け付け同3時20分)。事前予約が必要。空きがあれば、当日の乗車も可。料金は小学生以上500円(5日のみ小学生以下無料)。予約は同保存会事務局(電)0134・61・7777(午前9時半~午後5時、火曜休み)へ。(鈴木孝典)

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