懐かし水の生物、満喫 ウーパールーパーやカクレクマノミなど11種 札幌・厚別水族館40年で展示

ウーパールーパーを見るサンピアザ水族館の来館者(浜本道夫撮影)

札幌市厚別区の「サンピアザ水族館」で、開館40周年を記念した特別展「なつかしの生き物、集めてみました。」が開かれている。水族館の40年間の歩みを振り返りながら、話題となったウーパールーパー(メキシコサラマンダー)や暖かい海にいるカクレクマノミなどの生き物を紹介している。

札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅が開業した1982年に合わせ、同水族館は同年4月29日に開館した。約200種の生き物を展示し、これまでに延べ670万人が来館した。

特別展では生き物11種類を展示する。愛らしい容姿やしぐさが開館当時に話題となった「ウーパールーパー」や、白黒模様がパンダを連想する「パンダ金魚」、アニメ映画でおなじみのカクレクマノミなどが並ぶ。

札幌の祖父母と訪れた、釧路市の小学2年の竹沢鞠(まり)さん(7)は「クマノミのオレンジ色がかわいかった」、祖母の節子さん(69)は「子どもが小学生のときにサンピアザ水族館でウーパールーパーを見た。懐かしい」とそれぞれ話した。

福田利幸館長は「生き物とお客さんの距離が近く、間近で観察できる。これからも多くの人に来てもらいたい」と来館を呼びかける。

特別展は8日まで。営業時間は午前10時~午後6時半(入館は6時まで)。入館料は高校生以上千円、3歳から中学生まで400円、3歳未満無料。

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