水中の春見つけて 札幌・サンピアザ水族館で特別展

スミレナガハナダイなどを展示している、水中の生き物の特別展(中川明紀撮影)

スミレナガハナダイなどを展示している、水中の生き物の特別展(中川明紀撮影)

29日に開館40周年を迎える、札幌市厚別区のサンピアザ水族館(厚別中央2の5)で、春にちなんだ水中の生き物を紹介する春休み特別展「水中の春、み~つけたっ!!」が開かれている。

魚などの生き物に興味を持つきっかけになればと同水族館が企画した。

花の名前や春をイメージさせるような水中の生き物17種類を特設コーナーに展示している。童謡「春の小川」に登場するメダカや、鮮やかな色合いのキンギョハナダイ、スミレナガハナダイ、関東地方などで「春告魚」とも言われるメバルなどだ。

会場を訪れていた、恵庭市立島松小4年の大角歩佳さん(9)は「ソードテールという魚の色が赤と白できれいだった」と笑顔で話していた。今回の特別展を担当した、同水族館の中尾兼也さん(30)は「暖かく春らしい日が増えてきた。水族館でも春を感じてほしい」と来館を呼びかける。

特別展は10日まで。営業時間は午前10時~午後6時半(入館は6時まで)。入館料は高校生以上千円、3歳から中学生まで400円、3歳未満無料。(今関茉莉)

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