プラネタリウム、より鮮明な星空 帯広市児童会館、4月1日再開

星座絵なども鮮明に描き出すことができる新たなデジタル式投影機=3月3日、帯広市児童会館(加藤哲朗撮影)

帯広市児童会館(緑ケ丘2)は、機材更新のため昨年12月から休止していたプラネタリウムを4月1日に再開する。新たな投影機の導入で鮮明な画像が楽しめるようになり、宇宙について紹介する新番組の上映も始める。

同館のプラネタリウムは、光をドーム形の天井に映し星空を再現する光学式と、アニメーションの映像なども映すデジタル式の2種類の投影機を併用。今回、光学式の光源を発光ダイオード(LED)化し、光の通る小さな穴が開いた「恒星原板」も更新。24万個以上の星が集まった天の川を描けるようになった。デジタル式は2012年の導入以来、初めて入れ替えた。

人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターによるオーロラの解説や、小惑星探査機「はやぶさ2」を通し太陽系の起源を紹介する新たな番組の上映も始める。同館は「実際の星空を見るような没入感を味わえる。デジタルならではの迫力のある映像、アニメを幅広い年齢層の方に楽しんでほしい」と期待している。(加藤哲朗、水野薫)

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