函館「ポラリス」 発達障害、早期療育を支援 未就学児向け事業所開設

新設される児童発達支援事業所「ポラリスひろばTOMO」の室内

発達障害などの子どもを対象とした放課後等デイサービス事業所を函館市内で運営する「ポラリス」(中村圭吾社長)は4月1日、未就学児を対象にした児童発達支援事業所「ポラリスひろばTOMO(とも)」(人見町21)を開設する。

現在、四つの放課後等デイサービスを運営している同社は、早い段階から療育を始める必要性を感じ、同事業所を立ち上げる。

定員は1日10人。年齢と発達に合わせた個別療育と、運動や遊びで他者との関わりを学ぶ集団活動を行う。週に1回、言語聴覚士による個別支援があるほか、土曜と祝日は親子で参加してもらう「母子療育」の時間を設け、保護者にも支援方法を身に付けてもらう。

中村社長は「集団で過ごす楽しさを感じてもらえるような支援をしていきたい」と話す。

サービスの提供時間は、月〜金曜が午後2時半~4時半、土曜祝日が午前10時~正午。日曜休業。通所受給者証の交付後、利用できる。

同事業所の隣には放課後等デイサービスも設置される。見学、体験希望はポラリスひろばTOMO(電)0138・30・1060へ。(野口今日子)

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