<帯広市政はいま> 子育て 増える潜在的待機児童
2022/03/24音楽に合わせて体を動かす「ねむの木ほいくえん」の子どもたち(北波智史撮影) 市内の生命保険会社に勤める女性は、4歳の長女と2歳の長男を認可と認可外の別々の保育所に預けている。同じ認可保育所を希望したが入れなかった。それぞれ1キロほど離れており、毎朝、出社の1時間半前に自宅を出て2人を送り届ける。「同じ保育所に入れるよう考慮されると聞いて期待したが、無理だった」とため息をつく。
希望かなわず
昨年4月末の帯広市の15歳未満人口は1万8925人。10年前と比べて1割以上の減少となった。少子化が止まらない一方、希望の認可保育所に入所できない潜在的待機児童は年々増加。2010年度の60人から21年度には143人と2倍以上となった。昨年7月の道の集計では帯広市は186人。札幌の1166人に次ぎ、全道で2番目に多い。
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