ニセコにファミサポ 新年度導入 町、子育て世代支援
【ニセコ】町は新年度、登録した会員が子どもの送迎や一時的な預かりを担う「ファミリーサポートセンター(ファミサポ)」事業を始める。町内で増加する子育て世代を支える狙いで、後志管内の町村部での導入は初。
ファミサポは会員制で登録した会員が利用できる。子育てを助けてほしい「依頼会員」が買い物や通院、冠婚葬祭などで子どもの面倒を見られない時に、事前研修を受けた「提供会員」が子どもを一時的に預かる仕組み。一時預かりは依頼会員、提供会員いずれかの自宅で行うことなどを想定している。
提供会員は事前に子どもに関する知識や緊急時に対応できる技術などを学ぶため、研修を受ける必要がある。会員登録は無料。利用料金は30分につき400円程度で検討している。
道によると、ファミサポは小樽市など道内約60自治体が導入している。町は新年度予算案にファミサポの運営委託費などとして約750万円を計上。議案が可決され次第、入札を行い委託業者を選定する。町こども未来課は「子育て世代の多様なニーズに応えたい」と話している。(桜井翼)
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