西胆振で冬キャンプ人気　「密」なし気兼ねなし　札幌、函館方面からも続々

アウトドアブームに加え、新型コロナウイルス感染拡大で「密」を避けられることから「冬キャンプ」の人気が高まっている。西胆振のキャンプ場では週末になると札幌、函館方面からも多くのキャンパーが集まってくる。室蘭市ではアウトドア専門店もオープンし、ブームを後押しする。

「夏よりはキャンパーが少なく、自然を満喫できる」。登別市の「つどいの館キャンプ場」（札内町）で、独りのソロキャンプをしていた渡島管内八雲町の会社員佐藤篤さん（44）は冬キャンプの魅力をそう話した。11月から週末は、ほとんどキャンプ場で過ごしている。「自由度が高く、誰にも気を使わなくて済む」と気楽さを満喫している。