困窮の親子を孤立させない 支援団体奮闘 食料を無償提供、生活相談に対応
2022/02/17無料のカレーライスを保護者に配るNPO北海道ネウボラの五嶋耀祥理事長=8日午後、札幌市中央区 新型コロナウイルスの感染第6波の長期化で、民間の支援団体が子育て世帯への食料品の無償提供に力を入れている。学級閉鎖などが急増し、自宅にいる子どもの世話で仕事を休まざるを得ない低所得の家庭が相次いでいるためだ。収入以外に家庭内での問題に不安を抱える保護者も多く、子どもと四六時中過ごすことで負担はさらに増加。食料配布を通じて生活の悩みを聞き、必要な支援につなげることも課題になっている。
「生活を切り詰め、子どもにお菓子を買えない家庭もある。年明けからの感染第6波で食料支援の必要性が増している」。社会的弱者を支援するNPO法人生活相談サポートセンター(札幌)が3日、同市西区の活動拠点で開いた弁当などの無償提供。約20人の保護者らに食料品を手渡した同センターの斎藤博之理事長(69)が強調した。
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